電子部品のチカラで化石燃料からの脱却を支える
電力変換やモータ駆動を高効率化、“SiC/GaNパワー半導体”の利用拡大の条件とは
カーボンニュートラル達成に向けた取り組みを加速させるべく、パワー半導体の分野で、素子のベース材料をSiからSiCやGaNへと刷新する動きが出てきています。その効果を最大化するため、コンデンサやインダクタなど周辺部品でいかなる技術の進化が必要なのか解説します。
情報処理技術やバッテリ技術、半導体、システム技術、モータ技術など、カーボンニュートラル達成に向けて、化石燃料からの脱却に寄与する様々な技術の開発・活用が進められています。進化した技術を新エネルギーの創出と有効活用に役立てるためには、新技術に最適化した周辺技術も必要になります。コンデンサやインダクタ、モジュール部品、センサ などにおいても、新しい技術のニーズが生まれてきます。この新シリーズでは、化石燃料からの脱却に寄与する技術の活用を支える電子部品で求められる新たなニーズを解説します。