コンデンサ(キャパシタ)

電子部品のはたらき
コンデンサは電気を蓄えたり放出したりする電子部品です。
直流を通さないで絶縁するはたらきもあります。
電子回路では必ず使うと言って良いほど、電子機器に欠かせない部品です。
このほかにもいろいろなはたらきがあります!
コンデンサの基本は、空気や絶縁体をはさんで向かい合った2枚の金属板。そこに電圧をかけると、金属板にどんなことが起きるかを、動画で分かりやすく紹介します。
誘電率の高いセラミックスを使っています。
小型で熱に強く、高周波の回路でも使えます。
アルミニウムなどの金属と電解質を使っています。
極性がありますが、大きな容量が得られます。
誘電体にプラスチックフィルムを使っています。
温度による容量の変化が小さく、高精度です。
容量を変えることができるコンデンサで、ツマミをまわすと金属板の向き合う面積が増減する構造です。
回路の微調整や部品のばらつきを補正するための可変コンデンサで、組み立て時に専用ドライバで調整します。
さまざまな電子機器の中でたくさん使われています。
例えばチップタイプのセラミックコンデンサだと・・・
電子工作などで用いるコンデンサの静電容量は非常に小さく、Fでは大きすぎるので、100万分の1にあたるµF (マイクロファラッド) や1兆分の1にあたるpF (ピコファラッド) を使います。
コンデンサの静電容量は、本体に表示されていますが、小型のコンデンサでは3つの数字を使って表します。
●第1・第2数字・・・数値
●第3数字・・・10を掛け算する回数
●単位はpF