ノイズ対策技術 / 事例紹介(民生)

スマートフォン用音声ラインノイズ対策ソリューション(1)問題点

スマートフォンにおける音声ラインの問題点

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スマートフォンの音声ひずみ

図1 イヤホンの音声ひずみ測定結果の図
図1 イヤホンの音声ひずみ測定結果

近年、高音質化が進んでいるスマートフォンですが、実際にはどの程度音質に差があるのでしょうか。イヤホンを例として、音声ひずみ(THD+N)を測定した結果が図1になります。
この図から分かるように、メーカーによって音質に差があることが分かります。

スマートフォン内部の音声回路において、THD+Nの悪いスマートフォンでは、一般的なフェライトビーズでノイズ対策が行われていたのに対して、音質重視のモデルではNFZシリーズが利用されています。

人の耳は敏感で、特にイヤホンのように耳に直接音が届く場合には、僅かなひずみでも感じ取ってしまうことがあります。
専用のオーディオ機器だけではなく、スマートフォンにおいてもハイレゾ化が進みつつあるため、ますます音質への影響を考慮したオーディオ用のフィルタが重要になります。

音声ラインノイズ対策ソリューション

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